Nexus Motion 講師一覧

諸谷 万衣子(Nexus Motion 代表)
Shirley Sahrmann (MSI 提唱者)
ワシントン大学 教授/准教授/フェロー/助教
他大学教授/助教授
その他のPT/MSI 分野における専門家

諸谷 万衣子

PT, DPT

Nexus Motion 代表/理学療法士/認定整形スペシャリスト

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全米トップクラスの理学療法学科を擁する、セントルイス・ワシントン大学を卒業。運動系症候群(MSI)について学び続けて20年以上、日本ではMSI教育の普及を進め、理学療法士が「動きから考える臨床」を実践できるようサポートしてきました。

現在は、母校ワシントン大学のMSIコース企画者として教育開発に携わり、次世代の理学療法教育をリードしています。

諸谷万衣子 コンテンツ一覧

ワシントン大学 教授/准教授/フェロー/助教

Shirley Sahrmann
PT, PhD, FAPTA

Professor Emerita, Washington University School of Medicine – St. Louis

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運動病理学的モデル(MSI)の創始者として、世界中の理学療法士に多大な影響を与えてきた存在。60年以上にわたる臨床経験の中で、「理学療法士は運動系の専門家として、運動を診断・分類する立場であるべき」との理念を貫き、運動系機能障害症候群(MSI症候群)の体系を築かれました。

臨床・研究・教育の各分野で卓越した業績を残し、今なお「なぜだろう」と探究を続けられるその姿勢は、世界の理学療法士にとっての道標となっています。

Shirley Sahrmann先生コンテンツ一覧

Cheryl Caldwell
PT, DPT

WUPT Movement System Fellows

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30年以上にわたり、シャーリー・サーマン先生らとともに「運動システム障害(Movement System Impairment)」の概念と症候群の発展に携わってこられました。特に上肢領域(Shoulder, Hand, Wrist, Elbow)の専門家として知られ、肩に関する症例報告の発表や、『Movement System Impairment Syndromes of the Extremities, Cervical and Thoracic Spines』教科書での共著を通して、その知識を広く共有されています。

ワシントン大学医学部 理学療法学科での教育活動を終えた現在も、豊富な臨床経験と教育の知見を次世代の理学療法士に伝え続けています。

Linda Van Dillen
PT, PhD
ワシントン大学医学部(St. Louis)理学療法学科 教授

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Linda Van Dillen先生は、ワシントン大学医学部 理学療法学科の教授として、運動系機能障害(MSI)に焦点を当てた研究・教育・臨床を長年牽引してきた存在です。特に腰痛における運動パターンの変化と症状の関連性に関する研究では世界的に高く評価され、多くの臨床ガイドラインや教育プログラムにも影響を与えています。

Van Dillen先生は、姿勢・運動の反復的な偏りがどのように組織ストレスにつながり、痛みを生じさせるのかを体系的に検証し、MSIモデルを理学療法評価の実践へ橋渡しする重要な役割を果たしてきました。臨床研究チームを率いながら、腰痛患者への評価手法、介入アプローチ、運動再学習の効果を長年にわたり科学的に解明しています。

教育者としても、数多くの学生や臨床家を指導し、MSIに基づく“動きに着目した理学療法”の普及に大きく貢献しています。

Marcie Harris-Hayes
PT, DPT, MSCI
ワシントン大学 医学部 理学療法学科・整形外科 教授

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整形外科認定スペシャリストとして、股関節疾患の臨床と研究に長年携わってこられました。股関節インピンジメント症候群(FAI)や臼蓋唇損傷、変形性股関節症の前段階となる病態など、股関節痛に関連するリハビリテーション要因を中心に探究しています。

理学療法学位をノースウェスタン大学で取得後、ワシントン大学にて理学療法博士号(DPT)と臨床研究修士号(MSCI)を取得。臨床・研究・教育の各分野で、股関節障害に対する新しいリハビリテーションのあり方を追求しています。

詳しくは
👉 Rehabilitation Research for Orthopaedic Conditions(英語)

Mary K. Hastings
PT, DPT, MSCI, ATC
Washington University School of Medicine 教授(理学療法・整形外科学)

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ワシントン大学理学療法学科 教授。もともとアスレチックトレーナーとして活動されていましたが、理学療法をより深く理解するためにPT(理学療法士)養成課程へと進まれました。
進学先のワシントン大学PTプログラムでは、必ずしもご自身が求めていた物理療法分野の学びは得られませんでしたが、糖尿病患者の足部の問題を研究されていた Michael Mueller 教授 の強い影響を受け、実技アシスタントからキャリアを重ね、現在はPT学科の教授としてご活躍されています。

資格・学位としては ATC(認定アスレチックトレーナー)、PT修士号、PT博士号、さらに MSCI を取得されており、臨床・研究の両面で幅広い知見を有しておられます。
また、多くの理学療法士が学んだ MSIの「青い教科書」において、足部のチャプターをご執筆されたことでもよく知られています。

Theresa “Tracy” M. Spitznagle
PT, DPT, WCS
ワシントン大学医学部 理学療法学科 教授(女性骨盤ヘルス 専門)

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Tracy Spitznagle 先生は、ワシントン大学医学部にて理学療法学科の教授として教育・臨床・研究に携わり、長年にわたり女性骨盤ヘルス(Pelvic Health)の分野をリードしてきました。
骨盤痛、尿失禁、妊娠・産後の腰痛や骨盤帯痛、骨盤底筋機能障害など、女性のライフステージに伴う幅広い症状に対し、高い専門性をもって治療を行っています。

教育面では、女性の健康理学療法(Women’s Health PT)の認定スペシャリストの育成に尽力し、大学院レベルの臨床教育やポストプロフェッショナルトレーニングの指導も担当しています。
また、国際的な医療支援にも積極的に取り組み、エチオピアなどで骨盤底障害や産科関連フィスチュラの治療・教育支援を行うなど、グローバルな医療発展にも貢献しています。

臨床・教育・国際支援のいずれにおいても、女性の健康分野の質向上と理学療法の発展に大きく寄与している存在です。
Spitznagle先生コンテンツ一覧(産前産後)

Suzy L. Cornbleet
PT, DPT, MA
ワシントン大学医学部 理学療法・整形外科 准教授

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Suzy Cornbleet 先生は、ワシントン大学医学部にて長年教育・臨床の双方に携わり、運動器理学療法の分野で高い評価を得ている理学療法士です。
特に若年者(小児〜思春期)の股関節痛・腰痛、その他一般的な外来整形疾患を専門とし、臨床経験を生かした丁寧な評価と指導に定評があります。

また、運動系機能障害(MSI:Movement System Impairment)の教育プログラムにも深く関わり、ワシントン大学のMSIフェローシップの発展にも寄与しています。
臨床家の育成にも力を注ぎ、後進の理学療法士を育てるメンターとしても活躍しています。

※スージー先生はMSI講師陣の中でもOGであり、サーマン先生と共にMSIを発展させてこられたオリジナルメンバーの一人です。ワシントン大学の学生に対しては、特に筋力検査の細かい指導で知られています。

Sylvia Lin (Czuppon)
PT, DPT, OCS
ワシントン大学医学部 理学療法学科/整形外科 准教授

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Sylvia Czuppon 先生は、ワシントン大学医学部 理学療法学科および整形外科に所属する准教授であり、整形外科分野の認定スペシャリスト(OCS)です。

長年にわたり、運動器疾患や術後患者の評価・リハビリテーションを担当し、特に下肢障害後の機能回復と復帰支援において高い専門性を発揮されています。臨床では、怪我や手術後の患者が日常生活やスポーツへ安全に復帰できるよう、科学的根拠に基づいたリハビリテーションを提供しています。

教育面では、理学療法評価、整形外科的臨床推論、エビデンスに基づく介入について DPT学生を指導し、臨床能力の向上に貢献しています。

研究分野は、下肢障害後の機能アウトカム、復帰基準の検証、さらには救急医療現場における理学療法の役割拡大など多岐にわたります。臨床・研究・教育のすべてにおいて質の高い取り組みを続ける、理学療法教育の発展に欠かせない存在です。
Czuppon先生コンテンツ一覧
Catherine E. Lang
PT, PhD, FASNR, FAPTA
ワシントン大学医学部 
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Catherine Lang 先生は、ワシントン大学ムーブメントサイエンスプログラムの副所長を務め、神経リハビリテーション研究と臨床教育の領域で国際的に高い評価を受ける専門家です。

2023年度には、アメリカ理学療法協会(APTA)より、研究文献への卓越した貢献を称える名誉ある「Helen Hislop Award」を受賞されています。

ラング先生はワシントン大学で運動科学の博士号を取得後、脳卒中後の上肢機能回復の理解と改善を中心に研究を推進してきました。特に、ウェアラブルセンサーを用いた実生活での動作データ収集や、個別化リハビリテーション戦略の開発を通じ、エビデンスに基づく神経リハビリテーションの発展に大きく寄与しています。

教育面でも、次世代のリハビリテーション科学者・臨床家の育成に力を注ぎ、研究成果を臨床へ橋渡しする学際的教育を推進しています。
Gretchen A. Meyer, PhD
ワシントン大学医学部
理学療法/神経学/整形外科 准教授
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Gretchen Meyer 先生は、ワシントン大学医学部において理学療法、神経学、整形外科の分野を横断して 教育・研究を行う准教授です。専門領域は 統合筋生理学(Integrative Muscle Physiology)。 細胞・分子レベルから筋構造・機能の変化を解析し、臨床で遭遇する筋障害のメカニズム解明に取り組んでいます。

特に、筋内脂肪の蓄積(myosteatosis)筋萎縮 が筋機能低下に及ぼす影響、 その生物学的背景や回復プロセスに関する研究で知られています。また、回旋腱板損傷など整形外科領域における 筋機能障害についても、基礎科学と臨床応用を橋渡しするアプローチを推進しています。

教育者としては、理学療法学生や大学院生に対し、筋生理学・バイオメカニクス・運動科学を統合した観点から指導を行い、 次世代の研究者・臨床家育成に貢献しています。

Rebekah L. Lawrence, PT, PhD, OCS
Washington University in St. Louis 医学部
理学療法・整形外科学 助教

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Dr. Rebekah Lawrence は、肩関節および回旋腱板系の運動機能異常を対象に、 動作・生体力学・神経制御 の観点から探究を続ける研究者・教育者です。 ブラッドリー大学で保健科学の学士号を取得後、セントアンブローズ大学にて DPT を修得。 さらにミネソタ大学で博士号(PhD)を取得し、整形外科理学療法専門認定(OCS)も取得しています。

臨床・研究・教育の三領域において、肩痛を抱える患者の 「なぜ動きが破綻するのか」を明らかにすることを中心に活動。 ウェアラブルセンサー、3D 動作解析などの先進技術を用い、 症状や機能低下に至るメカニズムの科学的解明と、臨床介入の質向上に貢献しています。

他大学教授

Irene S. Davis, PhD, PT, FAPTA
ハーバード大学/マサチューセッツ総合病院

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Irene Davis 先生は、ランニング障害の研究と臨床における世界的リーダーとして知られ、 ハーバード大学およびマサチューセッツ総合病院にて長年教育・研究を牽引してきた研究者です。 ランニング動作のバイオメカニクス、下肢障害の発生メカニズム、 自然な走行フォームの再学習に関する研究で国際的に高く評価されています。

過度な荷重ストレスや動作の偏りが障害へとつながるプロセスを明らかにするため、 臨床研究と高度な動作解析を組み合わせた独自の研究アプローチを確立。 その成果は世界中のランナー、臨床家、コーチに影響を与え、 「走り方を変えることで障害を予防・改善できる」という概念を広く普及させました。

教育者としても、若手研究者や臨床家の育成に尽力し、 スポーツ障害に対するエビデンスに基づくアプローチを推進し続けています。

Cara L. Lewis
PT, PhD
ボストン大学 健康・リハビリテーション科学部 教授

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ボストン大学(Boston University)健康・リハビリテーション科学部の教授であり、ヒトの運動分析と股関節痛に関する研究で国際的に知られています。
ワシントン大学(セントルイス)で博士号(Movement Science)を取得後、ミシガン大学でポスドク研究員として勤務し、現在はボストン大学で博士課程プログラムの指導も行っています。

Lewis教授の研究は、股関節痛や運動障害の根本的な原因を、関節の形態と運動の関係性から探ることに焦点を当てています。
特に大腿骨寛骨臼インピンジメント(FAIS)や股関節構造の個人差が、どのように運動時の関節負荷や痛みに影響するかを、バイオメカニクス解析や運動計測技術を用いて明らかにしています。

教授はこれまでに90本以上の査読付き論文を発表しており、アメリカ国立衛生研究所(NIH)の助成を受けた研究も多数行っています。
また、理学療法士としての臨床経験と、研究者としてのデータ分析の両面から、効果的なリハビリテーション戦略の確立を目指しています。

Richard Souza
PT, PhD
カリフォルニア大学サンフランシスコ校(UCSF)
理学療法・リハビリテーション科学部門 教授/研究担当副委員長

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Richard Souza 先生は、UCSF にて理学療法・リハビリテーション科学、放射線医学、整形外科の分野を横断し、教育・研究を行う教授です。
ヒトの「動き」と「関節軟骨の健康」との関係に強い関心を持ち、特に膝・股関節のバイオメカニクス高精度 MRI による軟骨評価の研究で広く知られています。

Souza 先生の研究は、歩行・ランニングなど日常やスポーツで生じる“荷重ストレス”が軟骨にどのような影響を与えるかを明らかにし、関節障害の予防・改善に向けたリハビリテーション戦略の開発につながっています。
また、UCSF の臨床プログラムを通じてランナーやアスリートへの動作評価・介入にも精力的に取り組んでいます。

教育者としては、動作解析・バイオメカニクス・画像解析を統合した視点から次世代の研究者・臨床家を育成し、理学療法分野の発展に大きく貢献しています。

Sheila Banovetz
MS, PT
University of Wisconsin–Stevens Point

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Sheila Banovetz 先生は、1985年より理学療法士として臨床に携わり、リハビリテーションおよび切断後のケアからキャリアをスタートしました。
その後、外来リハビリテーションへと活動の幅を広げ、臨床経験を積み重ねてこられました。

アイオワ大学(University of Iowa)では理学療法教育に従事し、1996年にスティーブンス・ポイントへ移住して以降は、 University of Wisconsin–Stevens Point にて教育と臨床の両面に取り組まれています。

長年にわたり運動システム障害(Movement System Impairment)コースの実技セクションを支援し、 特にアスリートの動作分析にも注力してきました。
2017年にはノラクセン社のモーション解析システム導入を主導し、プログラム開発・機器管理・教育を通して、 動作解析技術の発展に大きく貢献さ

Paula M. Ludewig
PT, PhD, FAPTA
ミネソタ大学 理学療法学科 教授/理学療法部門ディレクター

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Paula Ludewig 先生は、理学療法士として臨床・研究・教育のすべてに深く携わるリーダーであり、特に肩(ショルダー)領域のバイオメカニクス研究で国際的に知られています。

三次元モーションキャプチャ、筋活動計測(EMG)などの先端技術を用いて、肩甲骨・鎖骨・上腕骨の複雑な協調運動を詳細に分析。
これにより、肩の過負荷、インピンジメントリスク、筋バランス異常などのメカニズムを定量的に明らかにし、運動パターンに基づくリハビリテーションの構築に大きく貢献しています。

教育面でも、ミネソタ大学の理学療法プログラムを率い、臨床家や大学院生に対し、動作評価から介入設計までを一貫して理解できる教育を提供。
多くの査読付き論文を発表し、肩の動き・筋活動・治療介入に関する科学的知見を広く世界に発信し続けています。

臨床・研究・教
Christopher M. Powers
PT, PhD, FASCM, FAPTA
南カリフォルニア大学(USC)教授/バイオキネシオロジー担当
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Dr. Christopher Powers先生は、ヒト運動の生体力学に関する研究の第一人者です。特に、膝関節や膝蓋大腿関節(patellofemoral joint)における異常運動(キネマティクス)・力学(キネティクス)・筋活動が、ケガや機能障害にどう関与するかを探究しています。USC における Musculoskeletal Biomechanics Research Laboratory(運動器バイオメカニクス研究所)の共同ディレクターを務め、同大学のバイオキネシオロジー・理学療法プログラムの教育と研究の両方を牽引しています。

彼の研究は、下肢ケガ予防や膝機能回復、再発防止のためのリハビリテーション戦略の開発に大きく貢献しており、理学療法士・研究者・臨床家にとって非常に影響力があります。
Justin Staker
PT, PhD
ミネソタ大学 理学療法学科 助教
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肩関節の運動機能と不安定性に関する研究を専門とし、「動きから診る理学療法」を科学的に発展させてきたDr. Staker。特に、肩関節の多方向性不安定症(multidirectional instability)やスポーツ障害(特に水泳選手の肩障害)に焦点を当て、動作に基づく診断分類(movement-based diagnostic classification)を臨床に応用する研究をリードしています。

臨床現場では、動作解析と評価を通して、「なぜその動きがうまく機能していないのか」を見極め、最適な介入へと導くスタイルが特徴。教育者としても、ミネソタ大学の理学療法プログラムで学生や臨床家に動作分析と運動制御の重要性を指導しています。

その他 PT/MSI 分野における専門家

鈴木 勝(すずき まさる)
PT/理学療法士
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鈴木先生は1984年に理学療法士としてキャリアをスタート。千葉市の総合病院で臨床に従事し、以後、運動器疾患・スポーツ外傷・障害の理学療法に長年取り組まれています。

さらに、米国 Washington University(セントルイス)で「Movement System Impairment (MSI)」コースを受講し、日本における MSI 理論の普及に尽力。現在は東京都葛飾区新小岩の しみず整形・形成外科 リハビリテーション科 にて理学療法士として活動されています。

著書・翻訳書も多数にのぼり、理学療法界における教育・実践・研究の橋渡し役としてもご活躍です。
Renee Roth Powers
PT, DPT
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ワシントンD.C.都市圏でプライベートクリニックを経営し、患者が最大限の身体機能・パフォーマンスを取り戻すためのサポートを行っています。

臨床実践は「運動システム障害(Movement System Syndromes)」の概念に基づいており、長年にわたる学びと臨床経験を通して、身体の動きがどのように、そしてなぜ崩れるのかを見極め、理想的な運動へ導く卓越した観察力を培われました。

臨床家としての活動に加え、サイクリング、ウエイトトレーニング、ランニングなど多彩な競技経験をもつアスリートとしても知られています。
Andrew Piraino
PT, DPT, OCS, CSCS
理学療法士/整形外科臨床認定スペシャリスト/ストレングス&コンディショニングスペシャリスト
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米国 University of Southern California(USC)にて理学療法博士号(DPT)を取得後、 同大学の整形外科理学療法レジデンシープログラムを修了。さらに Washington University in St. Louis のムーブメントシステム臨床フェローシップ (Movement System Fellowship)を修了し、運動システム障害の診断・介入スキルを習得されています。

臨床・教育の両面で活躍しており、USCの臨床理学療法学部の非常勤講師や フェローシップ・レジデンシーのメンターを務めるほか、 Houston Methodist(Friendswood, TX)にて上級理学療法士として現場に従事しています。

臨床領域では、運動システム(Movement System)モデルを基盤とし、 「なぜその運動が崩れたのか」を探究する視点から運動機能障害に着目。 整形外科・スポーツ理学療法・動作解析・再発予防を専門とし、 研究では査読誌への投稿・教育教材の著作などでも成果を挙げておられます。
Patty Scheets
PT, MHS, DPT, NCS
Infinity Rehab/Quality & Clinical Outcomes担当副社長/
理学療法学会 神経理学療法部門(ANPT)前会長
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ワシントン大学(セントルイス)で理学療法の学士号・修士号・博士号を取得し、 神経理学療法の認定臨床スペシャリスト(NCS)として、 脳卒中、神経疾患、バランス・前庭障害のリハビリテーションに長年従事してきたDr. Scheets。

現在は Infinity Rehab の Quality & Clinical Outcomes 担当副社長として、 臨床の質向上、アウトカム改善、エビデンスに基づく実践モデルの構築に取り組んでいます。

また、理学療法学会 神経理学療法部門(ANPT)の前会長として、 運動システム障害診断(Movement System Impairment Diagnosis)の発展と普及に大きく寄与。 特に、神経疾患患者に対する評価と介入の枠組みをより精緻化し、 臨床家が「動きの問題」を軸に介入を組み立てられるようなモデルを形成するなど、 神経リハビリテーション領域における重要な貢献を続けています。
Scheets先生コンテンツ一覧(神経)
Jason Stodelle
PT, MSPT, ATC, OCS
(理学療法士/アスレティックトレーナー/整形外科認定臨床スペシャリスト)
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Washington University in St. Louis にて理学療法修士号(MSPT)を取得し、 スポーツ・整形外科領域における高度な臨床・教育に携わっている Stodelle 先生。

2009年より PGA Tour スポーツ医学チームの理学療法士を務め、 2023年時点で 300 回以上のツアー大会に帯同。 これまでに 1,000 名を超えるプロゴルファーをサポートしてきました。 また、2024年パリオリンピックではゴルフ競技の理学療法サポートメンバーとして 国際舞台でも活躍しています。

臨床では、ゴルファーの **動作解析・運動制御・競技復帰支援** を専門とし、 競技特性に基づいた評価と介入を提供。 教育者としても、学生や若手理学療法士に対して 「動きを通して考える臨床(movement-based clinical reasoning)」を 重視した指導を行い、スポーツ理学療法の発展に貢献しています。
Ann Crowe
PT, DPT, MS/Board-Certified Orthopedic Clinical Specialist
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Ann Crowe 先生は、約20年にわたる競泳競技歴 (大学競技・オリンピック出場・トライアスロン参加)を持ち、 その後、航空宇宙産業のシステムエンジニアから理学療法士へと転身した 非常にユニークな経歴の持ち主です。

Washington University in St. Louis にて理学療法博士号(DPT)を取得し、 加えてシステム工学修士号(MS)も保有。 これらの背景を活かし、動作解析やバイオメカニクスの観点から 「動作がなぜ崩れるのか」「なぜ再発するのか」を科学的に探究しながら、 ランナー、サイクリスト、スイマーといった持久系アスリートに対して 専門的な理学療法を提供しています。

現在は St. Louis を拠点に、 長距離ラン、ロングライド、スイミングなど持久スポーツに取り組む人々へ 「痛みなく動き続けるための」評価・介入を実践。 自身の競技経験と臨床知見を統合しながら、 スポーツ理学療法の教育・講演活動にも積極的に取り組まれています。
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Emily Scherb
PT, DPT
理学療法士・博士(理学療法)
シアトル拠点/Pure Motion Physical Therapy(別名:The Circus Doc)代表

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バレエ・空中アクロバット・サーカス芸術を30年以上にわたり実践してきた経験を持つDr. Scherbは、 芸術パフォーマーやアクロバットの身体動作・動作制御・パフォーマンスリハビリテーションに特化して活躍されています。 彼女の臨床/教育活動には、プロ・アマチュア問わずサーカス芸術従事者を対象とし、 「地上/空中どちらの“動き”も理解できる視点」から、痛みの発生メカニズムの探究と理学療法の介入設計を行う姿勢が光ります。 著書『Applied Anatomy of Aerial Arts』の執筆・国際講演・オンライン教育プログラムも展開し、 芸術領域と医療・運動科学を橋渡しする先駆的存在です。

Su Wang
PT, DPT, OCS, CSCS, CNC

Movement Specialists Physical Therapy 代表/臨床ディレクター

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ワシントン大学(セントルイス)で理学療法博士号(Doctor of Physical Therapy)を取得後、整形外科理学療法、スポーツ、アクアティクス、 老年期リハビリテーションなど、幅広い臨床経験を積んできた Dr. Wang。

“Move Smarter, Live Better(より良く動き、より良く生きる)”を理念に、理学療法と運動科学、 栄養カウンセリングを融合させた全人的アプローチによる臨床を展開しています。

整形外科認定スペシャリスト(OCS)、ストレングス&コンディショニングスペシャリスト(CSCS)、栄養カウンセラー(CNC)としても活躍。 さらに母校ワシントン大学の MSI フェローシッププログラムにて臨床指導者として教育にも携わり、 理学療法士が「動きから診る臨床」を実践できるようサポートしています。

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Clare Frank
PT, DPT, OCS, FAAOMPT

Movement Links 創始者/整形外科専門理学療法士/米国整形徒手理学療法アカデミー フェロー/
Dynamic Neuromuscular Stabilization(DNS)講師/Janda アプローチ講師/認定ボイタセラピスト

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Clare Frank 先生は、米国ロサンゼルスを拠点に活躍されている理学療法士であり、 運動系と疼痛科学を統合した先進的な臨床実践と教育活動で国際的に知られています。

マレーシア出身で、ジュニア時代は競技バドミントンのトップ選手として活躍。 スポーツ奨学金を得て米国に渡り、Northern Illinois 大学で理学療法を学びました。

USC 大学院で理学療法および生態運動学の修士号を取得し、Western University で PT 臨床博士号を取得。 さらに、Shirley Sahrmann、Vladimir Janda、Karel Lewit、Pavel Kolar など、 運動系・機能的アプローチの先駆者から直接学ぶ貴重な経験を積まれています。

現在も臨床を継続しながら、世界各国の病院・大学・教育機関において教育・指導を行い、 Movement Links を通