Nexus Motion 講師一覧
Shirley Sahrmann
PT, PhD, FAPTA,
Professor Emerita Washington University School of Medicine – St. Louis
運動病理学的モデル(MSI)の創始者として、世界中の理学療法士に多大な影響を与えてきた存在。
60年以上にわたる臨床経験の中で、「理学療法士は運動系の専門家として、運動を診断・分類する立場であるべき」との理念を貫き、運動系機能障害症候群(MSI症候群) の体系を築かれました。
臨床・研究・教育の各分野で卓越した業績を残し、今なお「なぜだろう」と探究を続けられるその姿勢は、世界の理学療法士にとっての道標となっています。
Cheryl Caldwell
PT, DPT
WUPT Movement System Fellows
30年以上にわたり、シャーリー・サーマン先生らとともに「運動システム障害(Movement System Impairment)」の概念と症候群の発展に携わってこられました。
特に上肢領域(Shoulder, Hand, Wrist, Elbow)の専門家として知られ、肩に関する症例報告の発表や、『Movement System Impairment Syndromes of the Extremities, Cervical and Thoracic Spines』教科書での共著を通して、その知識を広く共有されています。
ワシントン大学医学部 理学療法学科での教育活動を終えた現在も、豊富な臨床経験と教育の知見を次世代の理学療法士に伝え続けています。
Sheila Banovetz
MS, PT University of Wisconsin–Stevens Point
1985年より理学療法士として臨床に携わり、リハビリテーションや切断後のケアからキャリアをスタート。その後、外来リハビリテーションへと活動の場を広げてきました。
アイオワ大学で理学療法教育に携わったのち、1996年にスティーブンス・ポイントへ移住し、University of Wisconsin–Stevens Pointで教育と臨床の両面に取り組まれています。
長年にわたり「運動システム障害(Movement System Impairment)」コースの実技セクションをサポートしつつ、アスリートの動作分析にも注力。2017年にはノラクセン社のモーション解析システム導入を主導し、プログラム開発・機器管理・教育を通して動作解析技術の発展に貢献されています。
Marcie Harris-Hayes
PT, DPT, MSCI
ワシントン大学 医学部 理学療法学科・整形外科 教授
整形外科認定スペシャリストとして、股関節疾患の臨床と研究に長年携わってこられました。股関節インピンジメント症候群(FAI)や臼蓋唇損傷、変形性股関節症の前段階となる病態など、股関節痛に関連するリハビリテーション要因を中心に探究しています。理学療法学位をノースウェスタン大学で取得後、ワシントン大学にて理学療法博士号(Doctor of Physical Therapy, DPT)と臨床研究修士号(Master of Science in Clinical Investigation, MSCI)を取得。臨床・研究・教育の各分野で、股関節障害に対する新しいリハビリテーションのあり方を追求しています。
詳しくは
👉 Rehabilitation Research for Orthopaedic Conditions(英語)