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患者になって初めて感じた、AIにはできないこと

 先日、諸谷先生から届いたニュースレターを読みました。

 

タイトルは、

「AIより価値を提供できているのでしょうか?」

アメリカ・USCで開催されたシンポジウムで、こんな話があったそうです。

痛みが出ると、多くの人は病院へ行く前にAIやSNSで調べる。

では、私たち医療者はAI以上の価値を提供できているのだろうか。

そんな問いが投げかけられていました。

 

実はこのニュースレターが届く少し前、私自身が腰椎椎間板ヘルニアになり、坐骨神経痛を経験していました…

まさに先生がおっしゃっていた「患者」になっていたので、とてもタイムリーな話題でした。(まだ完治はしていませんが…)

 

坐骨神経痛というのを初めて経験しましたが、

座っても痛い。立っても痛い。靴下履けない。

だからといって寝てばかりいると今度は背中が痛いし頭痛がする。

「じゃあ私はどうしたらいいの?」と…。

 
何よりつらかったのは

「この痛みは本当に良くなるの?」

という先の見えない不安。

 

ありがたいことに、諸谷先生はお忙しい中、Zoomで私の動きを評価してくださり、

「その動きは今は避けようか」

「こうすると少し楽になるよ。」

と床の物の拾い方の姿勢や四つ這いロックなど色々教えてくれました。

 

決して派手なことではありませんでしたが、

その一つひとつが私の日常を少しずつ楽にしてくれました。

(特にくしゃみをする時は腰を逸らすというのが目から鱗でした…)

 

それでも、痛みはすぐにはなくならない。

適度に動いたほうが良いと言われながらもその加減が分からない。

 

生活も待ってくれません。

パソコン作業の他、洗濯、食事といった家事、犬の散歩、子供の習い事の送迎の運転など色々日常でやることがあります。

 痛みがいかに生活のQOLを下げるかを痛感しました。

そんな時、ふと思い出した言葉があります。

サーマン先生がいつかおっしゃっていた

「痛みがなくなる魔法のような杖はどこにもないのです。」

という言葉です。という言葉です。正直、その当時の私にはかなり酷な言葉でしたが

患者になって初めて、その意味が分かりました。

 

世の中には、「これで痛みが消えます」とうたう治療法や施術もあります。

でも私のようになかなかそれに踏み込めない人もきっと多くいて。

昨日より少し楽になったり、またぶり返したり、

そんなことを繰り返しながら回復していくものなんですね。

痛みは、スイッチを押したようには消えないのだと、身をもって知りました

 

でも、同時に

「これはやっていいのかな。」

「この姿勢で悪化しないかな。」とちょっと、いや常に迷います。

でもそのたびに忙しい先生へ連絡できるわけでもなく…

 

だから私は、SNSを徘徊し、夜中でも答えてくれるAIに聞きます。

特にAIは何度質問しても嫌な顔をしません。

不安な気持ちを少し落ち着かせてくれる… ような気がします。

 

でも、AIにはできないこともありました。

AIは私の腰を触ることができないので、私がどんな癖で動いているのか。

どこで力が入っているのか。どの動きで症状が変わるのか。

そこまでは分かりません。

私の断片的な言葉でしか伝えられないからです。

 

だから返ってくる答えは、どうしても一般論になります。

一瞬安心する。

でもまた症状が変わると聞きたくなる。

そしてまたAIを開く。

その繰り返しです。

安心が欲しくて聞いているのに、その安心は長くは続かないのです。

 

今回ヘルニアになって、私はAIにも助けられました。

でも、それ以上に救われたのは、

 

「今は焦らなくて大丈夫。まずは休もう」

「きっとよくなるから焦らないで」

 

そう言ってくれる人の存在(今回は諸谷先生)の存在です。

私は、やっぱり最後は人の言葉を聞きたかったのだなとあらためて感じました。

 

サーマン先生がおっしゃるように、

「痛みがなくなる魔法のような杖はどこにもない」。

 

だからこそ、その人の体を評価し、不安な気持ちにも寄り添いながら、

一緒に回復への道筋を考えてくれる人には、AIには代えられない価値があるのだと思いました。

 

私が欲しかったのは、痛みを消してくれる魔法ではなく、(あればもちろんほしいですが)

「今はこの方向で大丈夫ですよ」「一緒に進んでいきましょう」

と背中を押してくれる存在です。

その安心感は、今のAIにはまだ代えられない価値なのだと思います。

 

私自身も事務局という立場だからこそ、受講生の皆さんが安心して学びを続けられるようなサポートを心がけたいと思います。

 

あとがき

この記事、実は途中で行き詰まりました(笑)。 自分で書いたら3000文字を超えてしまい…

「AIにはできないこと」というブログを書こうとしていたのに、結局AIに文章を整理してもらいました。

……AIって便利ですね。 もちろん納得のゆく文章になるまで何回も書き直しましたが…

 

でも、それも今回私が伝えたかったことそのもの。

AIは「頼るもの」ではなく、「使うもの」。

私自身、これからも上手に付き合っていこうと思います。

 

ダイコン(Nexus Motion アシスタント)
Nexus Motion 
の運営およびコンテンツ制作をサポートし、諸谷先生や専門家の思考・発信を間近で支えているアシスタント。過去のまとめ記事はこちらから →Blog Index

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