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サーマン先生と諸谷先生を、少し離れたところから見ていて

さて、理学療法士ではない私は、Nexus Motion のお手伝いをするまで、サーマン先生のことを全く知りませんでした。

※サーマン(Shirley Sahrmann)先生は、運動病理学的モデル(MSI)の創始者として、世界中の理学療法士に多大な影響を与えてきた存在です。60年以上にわたる臨床経験の中で、「理学療法士は運動系の専門家として、運動を診断・分類する立場であるべき」という理念を貫き、運動系機能障害症候群(MSI症候群)の考え方を体系化されました。

黄色の教科書の著者」と聞けばピンと来る方も多いかもしれません。

    

実は最近、ワシントン大学の公式サイトでも、サーマン先生の歩みが紹介されていました。

理学療法士ではない私が読んでも、
「なぜMSIという概念がこれほど長く世界中の臨床家に影響を与え続けているのか」が、少し分かる気がしました。

▶ ワシントン大学による紹介記事はこちら
(Google 翻訳で日本語で読むこともできます)
https://withyou.washu.edu/profile/dr-shirley-sahrmann/

※ちなみに諸谷先生によると、この取材の際は一日中ご自宅でさまざまな場所を移動しながら撮影が行われ、「大変だったのよ」とサーマン先生が笑いながら話されていたとのことです。
なお、記事の中でサーマン先生が手にされている骨模型は、諸谷先生から贈られたものだと伺いました。

そんなサーマン先生を私が初めて拝見したのは、昨年度に諸谷先生とワシントン大学教授陣による定期 Zoom ミーティングに、オブザーバーとして参加させていただいた時でした。

印象的だったのは、私が勝手に抱いていた「偉大な名誉教授」というイメージとはまったく違っていたということです。

88歳とは思えないエネルギーと、ユーモアたっぷりの明るさ。
威圧感はまったくなく、どこか大好きな親戚のおばあちゃんのような温かさを感じました(もちろん最大限の敬意を込めてです)。

ここ数か月、諸谷先生とサーマン先生のやり取りを少し離れたところから見させていただく中で、私が印象的に感じているのは、お二人の関係性です。

サーマン先生は諸谷先生を時に叱咤激励しながらも、「Maiko, Maiko,」と本当に頼りにされているのだなと感じます。

先日、諸谷先生が「やっと認められた気がする」とおっしゃった時、思わず私は「え? 前からじゃないですか?」とツッコミを入れてしまいました。

20年以上 MSI に携わってきても、なお「自分はまだまだ」と言える姿勢。
そしてそれを真正面から受け止め、さらに高みを求め続ける関係。

継承というのは、きっとこういう形なのだろうな、と。
少し離れた場所から見ていて、そんなことを思っています。

そんなサーマン先生が、
2月度のムーブメント・システム・マンスリーに「神経筋活性化パターンの重要性」というテーマで登壇されます。

ユーモアを交えながらも本質を突く講義を生で聞ける機会は、そう多くはありません。

ご興味のある方は、ぜひご参加ください。
詳細は、HPトップページよりご確認くださいませ。

     

ダイコン(Nexus Motion アシスタント)
Nexus Motion
の運営およびコンテンツ制作をサポートし、諸谷先生や専門家の思考・発信を、現場のすぐそばで支えているアシスタント。

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