腰椎と股関節の運動系機能障害症候群、本場セントルイスからのバーチャルコース
MSI症候群はシャーリー・サーマン教授と彼女の同僚たちによって発達されてきました。これらの症候群は、「運動機能障害症候群のマネジメント」と「続 運動機能障害症候群のマネジメント」の教科書に記載されています。
MSIの講習会では、不良なアライメント、運動パターン、マッスルインバランスなどを運動の観察や運動検査によって確認することを学べます。最適なアライメントと適切な運動パターンに改善していくことで、運動器の患者さんの症状を緩和することも学習できます。
2020年10月にセントルイスのコースを同時通訳つきで受講された丸毛達也PTのご感想をお聞きください。
このコースで学べる内容
腰椎と股関節の運動系機能障害(MSI)症候群に関するレクチャーとエビデンスを紹介するイントロコースです。腰椎と股関節の筋骨格系疼痛問題の発達に関与している主要な概念をレクチャーで説明します。そして、腰椎と股関節の症候群が紹介されます。系統だった腰椎の検査のデモンストレーション及び、運動検査の結果がどのように診断と治療プログラムにつながっていくのかを、明確にします。股関節がどのように腰椎の機能不全に関与しているかも、説明します。股関節の症候群の特異的な検査もハイライトされます。ビデオのデモンストレーションを通して、股関節痛の患者の検査を見ていただきます。参加者は講師たちにライブで質問していただけます。
目標:
このコースを終了後に、参加者は:
- 日常活動中の反復運動と持続的姿勢によって促される機能障害を説明できる
- 正確な関節運動の大切さを説明できる
- 腰椎と股関節に最も多く見られる運動機能障害を説明できる
- 立位・背臥位・腹臥位・四つ這い位で行われる運動検査中の筋の長さ、筋力、硬さ、活性化パターンなどの運動機能障害を確認できる
- 腰椎の系統だった運動検査を説明できる
- 股関節に特異的な運動検査を説明できる
- 適切なエクササイズや日常活動の行い方の修正方法を治療計画に組み込み発達することができる

Shirley Sahrmann, PT, PhD, FAPTA
MSIの生みの親、60年以上の臨床経験と最新のエビデンスを常に取り入れながら系統だったシステムを発達されてきました。理学療法のレジェンドです。

Nancy Bloom, PT, DPT, MSOT
サーマン先生の右腕と言っても過言ではない、MSI教員です。MSIのコンセプトが生まれた初期からサーマン先生と一緒に考え方を進化させてこられました。
セントルイスの講師たち
英語は苦手!?
英語のセミナーを受けても、ほとんど理解できない・・・そんなお悩みはご心配なく!ワシントン大学を卒業し、MSIの講師の一人でもあるNexus Motion代表の諸谷PTが同時通訳サービスを提供させていただきます。
至急、[email protected] までご連絡ください。ワシントン大学のコースはZOOMで開催されますが、同時通訳の音声はSKYPEで繋ぎます。
1月コースのスケジュール
サーマン先生とブルーム先生によるバーチャルコース
1日目(日本時間1月17日)
0:00 - 1:15 運動系機能障害のコンセプトと概念
1:15 - 1:30 休憩
1:30 - 2:45 腰椎のMSI症候群
2:45 - 3:00 ディスカッション
3:00 - 4:00 休憩
4:00 - 5:00 腰椎の検査、デモンストレーション(ビデオ)。参加者は診断名や治療内容を考えましょう。
5:00 - 6:00 立位と背臥位の検査のプレゼンとディスカッション
6:00 - 6:15 休憩
6:15 - 7:30 側臥位・腹臥位・四つ這い位の検査
7:30 - 8:00 質疑応答
2日目(日本時間1月18日)
0:00 - 1:15 腰痛の被験者の検査。参加者は診断名や治療内容を考えましょう。
1:15 - 1:30 休憩
1:30 - 2:30 大腿骨のMSI機能障害
2:30 - 3:00 大腿骨機能障害を確認するための検査
3:00 - 4:00 休憩
4:00 - 5:00 股関節症候群のデモンストレーション(ビデオ)
5:00 - 5:15 休憩
5:15 - 6:15 股関節痛の被験者のデモンストレーション。参加者は診断名や治療内容を考えましょう。
6:15 - 6:30 休憩
6:30 - 7:30 股関節痛の被験者のデモンストレーション。参加者は診断名や治療内容を考えましょう。
7:30 - 8:00 ディスカッション